カテゴリー「日記」の444件の記事

2013/11/06

接遇研修

挨拶できない大人がいます。
お礼を言えない大人がいます。

僕もそういう人の一人かもしれないけど、そういう人を目にすると苛立ちを覚えます。

そして、その苛立ちを隠さず、周囲の雰囲気をまとめて悪くしてきました。
すると、悪いことをしている人より自分の方が悪者になっている感じがし、また余計に苛立ちを覚えます。

それは「挨拶をしないといけない」「お礼を言わないといけない」とは聞いていたけど、不機嫌な態度をとってはいけないと教わってこなかったから。

今の職場に入り、何度か接遇研修なるものを受けてきて、その中で初めてそういう態度をしてはいけないと学びました。

そして、今は苛立ちをとおり越し、哀れみを感じるようになりました。

人に言わせると、まだ表情には少し苛立ちが残っているようですが、その場の雰囲気をそれほど悪くすることはなくなったように感じます。

次に「誰とでも仲良くなるよう心がけること」を学びました。

以前は、嫌いな人と好きな人には態度をわけていたのですが、そういうことはいざこざの元であると知り、そういうことも極力少なくするよう努めています。

そうすることで、多少の息苦しさを感じるものの、おおむね以前より自分が活きやすくなったと感じるようになりました。

数々の技術研修や語学研修を受けてきましたが、接遇研修が一番役に立ったと感じています。

技術や語学は自分が必要性を感じることで、独学ができるものばかりだけど、接遇は自分のプライドと偏見が邪魔をして、自分で習得するのはとても難しいものでした。

また、その重要性は直接的に実感できるものではないため、なおさら難しい。

親がそういうことを教えてくれる家庭の人には当たり前のことばかりかもしれないけど、そういう家庭に育っていないと、接遇ほど習得するのが難しいものはないのかなと感じます。

そういうことを考え、実践する機会を提供してくださった今の職場に感謝、感謝。

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2011/05/29

ルカによる福音書 6章43~44節

"For there is no good tree that brings forth rotten fruit; nor again a rotten tree that brings forth good fruit.
For each tree is known by its own fruit. For people don't gather figs from thorns, nor do they gather grapes from a bramble bush. "

上記の文章が聖書の中にあります。
これをどう解釈するかは人それぞれですが、とても重く、救いの少ない文章のような気がします。

これまでの人生で経験したコトの多くが、どれほど既定事実だったコトでしょう。
そして、これから経験するコトのほとんどが、ほぼ既定事実であるというコトでしょう。

人はその常識を何から学ぶのか。
そして、学んだ常識を誰に伝えるのか。

自分で人生を選んでいると感じ、思い上がって偉そうな気分にさせられながら、逃れられないレールの上を引きずられているのです。

だから、人生をもう一度やり直したところで、きっと同じ結果にたどり着くのではないのでしょうか。

そんな中で、出会いというのがどれほど大切か。
出会いは、腐りかけた木に栄養を与え、甘くて美味しい実を実らせる一助になるような気がします。

でも、良い出会いに恵まれるか否かも、既定なのでしょうけど。

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2011/04/29

2011年の「みどりの日」

今日は3連休の最初の日なので、家庭サービスをしてみました。
記録の意味も込めて、今日の出来事を書いてみます。

まず、午前10:00に教会へ集合して、嵩山でハイキング。
そのため、夕べは空手の練習が終わってからお弁当のおかずを買いに行き、今朝はお弁当作りから始まり。

ご飯を炊いて、鳥の唐揚げを作りながら、たまった洗濯物を洗い、部屋の掃除をしていたらあっという間に9:30。炊いたご飯で、娘達が協力しておにぎりを作っていました。

嵩山に集合したのは大人7人、子供5人で、僕を先頭に山頂を目指します。
子供は元気にさっさと登って行きますが、大人の方がとぼとぼと進み、明日(もしくは明後日)に訪れるであろう筋肉痛に思いを馳せている様子なのはいつもの風景ですね。

山頂から見下ろす市内はなんとも言われない絶景で心が和みます。また、大山がとてもきれいに見え、多少疲れはするものの、登って良かった。

下山したら、ハイキングに参加した方のお宅にお邪魔して、ティータイム。

15:00頃に帰宅して、子供と昼寝。

17:00頃に夕食の準備をして、食事をしてから県民会館へ出発し、「野々内夏子ヴァイオリンリサイタル」を聞きに行きました。
東日本大震災へのお見舞い(?)の意味を込めて、プログラムには無い「アヴェ マリア」が追加で演奏されていました。アンコールでは「おぼろ月夜」が演奏され、大好きな曲だったのでとても嬉しかったです。

21:00頃に家へ帰り、子供はWiiをしたり、DVDを見たりしているので、パソコンに向かってブログを書いてみました。

明日もまたいくつか予定があるので、忙しい日を送れそう。
きちんと予定があって、それなりに忙しいというのは良い事だなと思う、今日この頃です。

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2011/04/17

ここ最近の足跡

今日、情報処理学会の学会誌が届きました。
学会の会員でもない僕に、どうして学会誌が届いたかというと、記事の一部を書いたからです。
記事の内容は、しまねOSS協議会の活動の一つである「OpenOffice.org講習会」についてで、「全国勉強会マップ」という企画の中の一部でした。

思えば数ヶ月もの間、ブログを書けないことが多かったのですが、細々と活動しながらも何かが形となって残るのは嬉しいことです。

誰も興味無いかもしれませんが、音信不通の状態だった頃にやっていたことをまとめて書いてみます。

[1月]

勉強会マップの原稿を送付
空手の寒稽古&新年会

[2月]

職場の同僚と大山にスキー
OpenOffice.org講習会 Impress
オープンソース活用ビジネスプランコンテスト最終審査会&懇親会 参加

[3月]

しまねOSS協議会 ニュースレター編集
情報セキュリティ研修 講師

[4月] *予定

OpenOffice.org講習会 初級編 Calc (4/20, 27)

今後、知人のつながりで、再びWebサイトを作る事になりそうです。
個人的なことに集中しすぎる日々が続いたので、ここらでまた外に目を向けてみるのもまた良いかな。
これまでいくつかサイトを作ってきたけど、ここ数年人のために作ってないから少し楽しみ。

[自分用サイト]
http://homepage3.nifty.com/shinob/
http://www.geocities.jp/mix_dvd/

[制作協力]
http://www.ohara-net.com/
http://www.m-yeg.com/2008/
http://www1.megaegg.ne.jp/~ollee/
http://www.kaikeonsen.co.jp/mitsui/
他にもいくつかあったけど、忘れた。

また、Webサイトが完成したらブログで紹介します。

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2010/11/29

OSC2010 Shimaneの成功とその舞台裏

オープンソースカンファレンス(以下、OSC)が島根で開催されるのも今年で3回目。
初回はスタッフとして、去年と今年は準備委員長としてこの開催に関係してきました。

毎回終わってしまうと「いやー、やって良かったなぁ」と思うけど、準備している間は苦悩の毎日です。
開催日が近づいていくにつれ、自分が何をしたら良いのか、何をしなくてはならないのかわからなくなってしまうのです。
...こういうことに不慣れなのかもしれません。

そんな僕が準備委員長なのにOSCをやっていけるのは、OSCの母体であるびぎねっとの運営力と、(僕以外の)地元スタッフの溢れんばかりのボランティア精神と極めて高い処理能力のおかげ以外の何ものでもありません。

「あれをして下さい」とメールすれば、「終わりました。ついでに○○もしておきました。」とすぐ返事が返ってくる。
「これをして下さい」とメールすれば、「それをするには○○と○○が必要です。とりあえず、○○としてやっておきますので、変更があれば連絡下さい。」とすぐ返事が返ってくる。
僕が忘れててメールをしないと、「もうそろそろ○○をする時期ではないでしょうか」とメールが送られてくる。

...そしてまた、僕は何もしていないことに気付く。

それなのに、当日は準備委員長として閉会式で挨拶なんかしてみたりして...
それなのに、来年もまたやりますとか宣言してみたりして...

こんなOSCの準備の様子をドキュメンタリー番組にするのも面白いかもしれませんね。準備の様子を漫画や本にしてみるのも良いかもしれません。この経験を記録として残す事で、別の地域で開催したいと思っておられる人の役に立つかもしれません。

題して「OSC開催マニュアル」...なんてどうでしょう?

さて、OSCの会場でお会いしたOpenOffice.orgユーザー会の鎌滝さんがSNSでこのブログを紹介して下さっているので、これに便乗して久しぶりにガントチャートforOOoの紹介でもしてみましょう。
ガントチャートを作成するOpenOffice.org用のマクロです。

ガントチャート for OOo

また、作り方を解説したブログもありますので、興味のある方はこちもどうぞ。

OpenOffice.org Basicでガントチャート

では最後に、関係者の方々、本当にありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。
また、来年もよろしくお願い致します。

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2010/11/06

茨専同窓会

今日は茨専創立50周年記念とのコトで、記念式典がありました。
僕はその式典には参加しなかったのですが、その後に在籍した時期別に同窓会があるというので、そちらに参加してきました。

昨日の夜に夜行バスで東京へ出発、今朝早くに東京へ着き、東京で旧友に会い、夕方に茨城へ到着。
日立駅前の東横インにチェックインして、寿々木というお店で同窓会に参加。

もう、卒業してから15年も経つのに、どの顔も昨日まで一緒にいたように思え、懐かしさよりも何か表現しにくい安心感のようなものを感じました。

当時と変わらない皆にすっかり変わってしまった僕が当時と同じように交われるこの時間に、近年感じた事のない大きな居心地の良さを感じずにはいられません。

思えば、それは東京についた時から感じていたような気もします。

学生時代の思い出も大切だけど、就職してからの数年間も同じくらい人生に大きな影響を与えるのだと、改めて痛感させられました。

10年研修の後、「15年研修は実費になるけど、皆で集まろう」と言って別れ、それが実現できて本当に良かった。

皆さん、また会える日を心から楽しみにしています。

明日は僕のPCライフを決定付けてくれた先輩と東京を徘徊する予定です。
とりあえず、銀座のアップルストアには行くとして、他に何しようかなぁ~。

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2010/10/22

入選 おめでとうございます。

次女の受け取った手紙のタイトルです。

「MOA美術館松江児童作品展」へ学校が次女の作品を出品し、入選したとのことです。
でも、どんな作品展で、どれほどの人が出品し、どれほどの人が入選したのか全然わかりません。
あげくの果てには、次女に「どんな作品を出したの?」と聞いても「知らない」...だそうです。
どんな作品が入選したのか知らないのに、子供はなんだか嬉しそう。

僕は絵を描くのが好きなので、子供もまた同じ事に興味を持っているのを嬉しく感じます。
でも、入選したのは「絵」なのかな?
もしかし、「字」だったりして...

今月27日から31日の間、県立美術館にて作品が公開されているらしいので、見に行ってみようと思います。

そう言えば、県立美術館のパスポートを購入したのに、まだ2回しか行ってない。
企画展も新しくなっているから、こちらにも行ってみようかな。

島根県立美術館

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2010/10/09

シャットダウンはしないけど、プログラムはいくつか終了させようか。...再起動はできないのだから。

最近めっきり時間がなくなってしまい、全然更新出来ておらず反省しつつも、書けない日々が続いています。

PCを使っているととても処理がとても遅くなることがありますよね。
起動時などが良い例なのかもしれませんが、一度に多くの処理を同時に処理しようとしていて遅くなっているのに、また新しい処理を抱え込んでしまい、ブラウザは起動したもののURLを入力する事もできない、フォルダーの中身を確認しようと思っても枠は表示されるが中身は表示されないとか...そんな様子と同じ感じがします。

他のことをしながら
他の事を考え
他のことがなかなか終わらない中で
他のことをしなくてはならなくなる

仕事はもちろん、家庭、趣味、地域活動、などなど、やればやるだけ遅くなる。

いろいろと口をはさんできたから、
もう自分から新しい事に手を出さなくても何か新しい事がやってくる
手を出せば、出している分、連絡も増える

それなのに、遅くなった処理のために、また新しい処理が増えてくる

そうそう、PCではある程度落ち着いたら適正な時間に処理ができるようになりますね。
ユーザーの多くは、処理が落ち着つくまでの間にコーヒーでも飲んでいるのでしょうが、せっかちなユーザーはクリックしたり、キーボードを叩いて更に処理を遅くしてしまいます。
一部のユーザーは、不要なプログラムを強制的に終了させて、優先順位の高い処理だけを実行しようとします。

当たり前のことかもしれないですが、その通りだなぁと感じる毎日です。

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2010/09/19

「仕事で長く付き合っていける人」論

以前、とある方とお話をしていて、「仕事で長く付き合っていける人」についてという話題がありました。

仕事において有能な人というのは、処理の早い人、正確な仕事をする人、周りがよく見えて気配りのできる人のことを言うではないかと考えられます。ですが、これらのことができて、有能だからと言っても、長く付き合っていけるという事ではないのだと言われます。

大切なのは「誠実」な事だそうです。

処理が早くても、正確な仕事をしても、周りがよく見えて気配りができても、「不誠実な人」とは付き合えなくなるとのことでした。「不誠実な人」は、一過性の中で能力を発揮しても、そのうち離れていくのだそうです。普通に「不誠実な人」は、本当に難しいです。

これは、友人・知人、男女関係にも言えるのだそうです。

何が不誠実なことなのかというのは、具体的に言われなかったのですが、最近ふとこの言葉を噛み締めるようなことがありました。

あるミッションがあったとき、それを実現できるかできないかということは重要なことかもしれませんが、できたとしてもその過程で「不誠実」だと感じられる人と付き合うのはとても難しく、逆にできなかったとしても「誠実」だと感じられる人とは今後も付き合うことができるのだそうです。
そして、できなくて「不誠実」だった場合は、そこにいられなくなるのはやむを得ないことなのかもしれません。

人には色々な事情があるから、頼まれてもできないこともあるでしょう。
ここで、できないことが予想される場合は、断る事も誠実さなのかもしれません。

できないことを引き受けて、できることまでできなくなって、何から何まで処理できなくなったら、本人がどれほど一生懸命やっても「不誠実」に見えることになるかもしれません。
できないと言ったことで疎遠になるなら、断り方が「不誠実」なのかもしれません。

できないかもしれないことに口を挿むというのも「不誠実」なことになりかねません。

不誠実になりたくてなる人はいないと思うけど、意図せず不誠実になっても結果は同じですよね。

そして、いつものように自分を振り返ってみると...僕が不誠実なことをしているみたい。
もう迷惑かけはじめているから、何とかしないと...

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2010/08/30

今敏さんのご冥福をお祈りいたします

二回連続の訃報記事になってしまいました。

今敏(こん さとし)さんを知っている人はどれほどおられるのでしょうか?
ちなみに僕は先月知りました。

TSUTAYAで最新作の棚から順にふらふらとDVDを選んでいて、ふと目に止まったアニメ映画が「パプリカ」という作品でした。
この作品の監督が今敏さんです。

「なんだか面白そう」と思いつつもやり過ごし、借りたいDVDを選んだら合計4枚。もう一枚借りれば5枚で1,000円だからと借りたのが「パプリカ」。

何気なく見てみてびっくり。

今の僕の頭の中みたいにぐちゃぐちゃで、全然世界がつかみきれない。
何が起きているのかさっぱりわからない。

でも、もう一度見てみると少しわかったような気がします。

考えさせられるという点でとても良い作品なので、知人に紹介してみました。

そして今朝、その紹介した知人から「きむらさん知ってます?今敏監督って亡くなられたんですよ」って...

えっ?
知りませんでした。

早速、Webで検索。遺言がありました。

KON'S TONE - さようなら

とても想いのこもった遺言だと思います。

今更ですが、これから他の作品も見させて頂きたいと思います。

改めて、ご冥福をお祈りいたします。

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