ルカによる福音書 6章43~44節
"For there is no good tree that brings forth rotten fruit; nor again a rotten tree that brings forth good fruit.
For each tree is known by its own fruit. For people don't gather figs from thorns, nor do they gather grapes from a bramble bush. "
上記の文章が聖書の中にあります。
これをどう解釈するかは人それぞれですが、とても重く、救いの少ない文章のような気がします。
これまでの人生で経験したコトの多くが、どれほど既定事実だったコトでしょう。
そして、これから経験するコトのほとんどが、ほぼ既定事実であるというコトでしょう。
人はその常識を何から学ぶのか。
そして、学んだ常識を誰に伝えるのか。
自分で人生を選んでいると感じ、思い上がって偉そうな気分にさせられながら、逃れられないレールの上を引きずられているのです。
だから、人生をもう一度やり直したところで、きっと同じ結果にたどり着くのではないのでしょうか。
そんな中で、出会いというのがどれほど大切か。
出会いは、腐りかけた木に栄養を与え、甘くて美味しい実を実らせる一助になるような気がします。
でも、良い出会いに恵まれるか否かも、既定なのでしょうけど。
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