「仕事で長く付き合っていける人」論
以前、とある方とお話をしていて、「仕事で長く付き合っていける人」についてという話題がありました。
仕事において有能な人というのは、処理の早い人、正確な仕事をする人、周りがよく見えて気配りのできる人のことを言うではないかと考えられます。ですが、これらのことができて、有能だからと言っても、長く付き合っていけるという事ではないのだと言われます。
大切なのは「誠実」な事だそうです。
処理が早くても、正確な仕事をしても、周りがよく見えて気配りができても、「不誠実な人」とは付き合えなくなるとのことでした。「不誠実な人」は、一過性の中で能力を発揮しても、そのうち離れていくのだそうです。普通に「不誠実な人」は、本当に難しいです。
これは、友人・知人、男女関係にも言えるのだそうです。
何が不誠実なことなのかというのは、具体的に言われなかったのですが、最近ふとこの言葉を噛み締めるようなことがありました。
あるミッションがあったとき、それを実現できるかできないかということは重要なことかもしれませんが、できたとしてもその過程で「不誠実」だと感じられる人と付き合うのはとても難しく、逆にできなかったとしても「誠実」だと感じられる人とは今後も付き合うことができるのだそうです。
そして、できなくて「不誠実」だった場合は、そこにいられなくなるのはやむを得ないことなのかもしれません。
人には色々な事情があるから、頼まれてもできないこともあるでしょう。
ここで、できないことが予想される場合は、断る事も誠実さなのかもしれません。
できないことを引き受けて、できることまでできなくなって、何から何まで処理できなくなったら、本人がどれほど一生懸命やっても「不誠実」に見えることになるかもしれません。
できないと言ったことで疎遠になるなら、断り方が「不誠実」なのかもしれません。
できないかもしれないことに口を挿むというのも「不誠実」なことになりかねません。
不誠実になりたくてなる人はいないと思うけど、意図せず不誠実になっても結果は同じですよね。
そして、いつものように自分を振り返ってみると...僕が不誠実なことをしているみたい。
もう迷惑かけはじめているから、何とかしないと...
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