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2008/11/23

合奏とは同じ演奏を複数人ですることではない

仕事の後、雑談をしていてとても興味深い話を聞きました。

ちなみに、Wikipediaにある「合奏」は

「合奏(がっそう)とは、複数人が同時に演奏を行うことで、アンサンブルの中の一形態。また、合唱の対語でもある。」

となっていて、タイトルの意味はあくまで内容を表すための言葉でそのままの意味ではありませんので、あしからず。

本題に戻って、その話とはある指揮者の言葉で、

「オーケストラなどで大勢の人が一つの曲を演奏する時、同じパートを複数人が演奏することがありますが、ここで同じパートの人たちはなるべく皆が揃うように努力します。
しかし、同じパートだからと言って同じように演奏していたのでは、平凡な音楽にしかならない。
個々がそれぞれに持ち味を発揮して演奏し、それがうまく合わさった時に最高の音楽が生まれる。指揮者はそれをまとめあげるのが仕事なのだ」

というものでした。

これは大変面白く、様々なところに当てはまる言葉ではないでしょうか。

真っ先に思ったのは仕事です。
マニュアルや手順書を整備し、画一的な業務を望む人が多い昨今において、何か一人だけ突出したことをすればその職場にとって邪魔な存在になるかもしれません。ある一人にしかできない業務というのがあれば、大変大きなリスクの一つとなるかもしれません。
しかし、ある組織に所属しているなら何かの目的は皆が共有しているはずで、それぞれが個々の能力を発揮してその目的達成に邁進するからこそ、最高の成果が現れるのではないでしょうか。その結果が、みんなが同じ事をしていたり、誰でもできるようなことをしていて得られるとは少し考えにくくないでしょうか。

仕事では、誰かに作られた音楽を演奏するということに比べて明確な最終形態が見えにくいかもしれません。そういう意味で組織全体のビジョンを持ち、目標を立てるということはとても大切なことなのです。

明確な目標がないまま日々の業務をこなしているだけなら、それはいつか誰かにとって替わられてしまいます。

全員が自分の仕事にプライドを持ち、自分の持ち味を存分に発揮しながら、全員で目的に向かって努力する。そして経営者は、それぞれの個性を同じ方向へ向かわせるだけのビジョンを掲げて舵取りをすれば、立派な成果が導けるのではないかと感じました。

そういう目で、もう一度自分の身の回りを見直してみると面白い事に気がつけそう。
良い話を聞かせていただきました。

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