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2008/03/21

オープンソースは無償なのか?

以前紹介しましたが、最近はオープンソースという形態で配布されているソフトウェアがたくさんあります。
何気なくダウンロードして使っているものが、実はオープンソースだったということも少なくありません。

大変便利なものも多くありますが、これを業務で使おうとするといくつか問題が出てきます。
オープンソースのプログラムは入手は無料でも、その後はきちんとしたサポートが無いため将来が不安というものが中でも一番大きな問題としてあげられるようです。
また、サポートがないことで運用や改良にかかるコストが最終的に有償のものに比べて高額になるという人もたくさんいます。

なるほど、その通りです。

でも、これらの議論の多くには機会獲得や機会損失というパラメーターが見えません。

新しいものに挑戦することで得られる知識が生み出す次の利益はどうでしょう。
そんな金額は計算できないですよね。
では、十分な能力を持った無料のソフトがあるのに特にサポートを必要としないソフトへお金を払っていたりしている場合はどうでしょう。
そういうものがあるか否かはやってみないとわからないですよね。

結局、人の意見は人の意見なのかな。

別に誰も彼もが今すぐオープンソースを使うべきだとは言いません。
でも、使った方がいい人はたくさんいると思います。

サポートが無いと苦労はしますが、真面目に取り組めば、取り組んだだけ自分が向上します。問題が解決すればソフトウェアも向上し、自分も向上するなんて、まさにWinWinの関係そのものじゃないでしょうか。

どこかのクレジットカードのCMではありませんが、それはまさにPricelessだと思います。

入手が無料のソフトを使って利益を得るという道があるのがオープンソースソフトウェアの特徴の一つだとするなら、それは有償、無償とかいうより有益。

そういう考え方ができる人は是非オープンソースのソフトウェアに手を出してみるべきかなと思います。

追伸
とは言え、僕自身はそれほどソースコードをいじったことがあるわけではないので偉そうに言いすぎかもしれませんけど...ただ、身の回りで似たような議論があって、オープンソースが趣味の世界などと強く否定されていたのでついつい書きたくなってしまいました。
趣味の世界ならば、それは大きな可能性があるということなんだという考え方はおかしいのかな?

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コメント

オープンソースと関わって活動していくということは、なるほどソフトウェアの改善と自己鍛錬、2つの意味で有益だということはよく伝わってきます。

ただ、私自身オープンソースのものにイマイチ興味が持てないのも事実です。

無料のソフトで十分なら、わざわざお金を支払ってソフトを買うなんて賢い選択とは思えません。もちろんそういうときはソレを使います。

それでも今買ってしまった市販アプリを捨ててタダのものを使え、というのは抵抗があります。他人からそう指摘されたらちょっとムッとくるかも。機能・性能を認めたからこそお金を払ったのですから、認めたものを否定されるのはイヤなものです。
(案外オープンソースの普及の足かせになっているもののひとつは、そんなつまらないプライドなのかもしれませんね。)

ただ、オープンソースには得意分野があります。小規模なデータベースやウェブアプリなどは、オープンソースを使わずして、どうやって構築すればいいか途方に暮れます。

でも、これは興味のない人にはどうでもいいことなのでしょう。むしろ、趣味の世界に映るのかもしれませんね。←ココがいちばん腑に落ちないトコロなんでしょう?

オープンソースを広めようとするのなら、あせってはいけないんじゃないかな。今まで通り、オープンソースを使って、便利な環境を構築していけばいいと思います。

そう遠くない将来、だれもがオープンソースの有効性を認めてくれますよ。

投稿: 外神(k1t) | 2008/03/21 13:26

> オープンソースのプログラムは入手は無料でも、きちんとしたサポートが無いため将来が不安

たとえ、きちんとしたサポートがあっても
その会社がつぶれたら The End
その会社の方針が変わったら The End
バージョンアップによって料金体系が何倍にもなったら The End

きちんとしたサポートというのは、過去の実績を信じているだけだと思います。

1.私は、MS-Office 2000 Developer, XP Developer を使ってきました。Access Runtime が入っているので、作ったアプリケーションを何台でも動かすことが出来たのですが、MS-Office 2003では、Access Runtime とは別に、1台ごとに MS-Access を購入しなければ、使えなくなりました。コストがべらぼうに跳ね上がってしまいます。(Office 2007 では Runtime が無料になりましたが)
2.昔の話ですが、Fujitsu は Fm-11 というパソコンに OS-9 という OS をのせていました。これも機種の廃止とともに消滅。その後、Sharp が X68000 に採用したが、これが最後。
3.たとえ、有料でも、サポートがあっても消滅したものは無数にある。

ようするに、きちんとしたサポートというのは幻想。
過去の実績から何年間はこのコストで多分大丈夫だろう、という程度のものだと思います。
逆にいえば、有料だったら、採算がとれなくなったところで、必ず終わりになるはず..

やっぱり、ソフトの命は、有益かどうかですよね。

投稿: Masou (Shucho) | 2008/03/21 14:26

外神さん、コメントありがとうございます。
市販のものを捨てる必要はないかもしれません。ただ、Adobeの製品やShadeなどですが、バージョンアップは数バージョン前のもの限定などという制約を課すメーカが増えてきたこと、古いバージョンを使い続けていると容赦なくサポートがなくなって新しいOSでは動作しなくても何もしてもらえないことから、有償のものはお金を払い続けていないと置いてきぼりにされてしまう風潮が強くなってきているような気がします。
ただ、前後関係をきちんと書いていないから誤解をされたかもしれませんね。否定されているのは、まさにオープンソースを使わず実現するには途方に暮れてしまう事例に於いてでした...僕が主に使っているのがちょうどOSSの強い部分だから、他の人より感じるところが多いのかもしれません。とはいえ、OSSを選択肢の一つとして紹介するだけで比較することもなく否定されるというのは残念です。

Masouさん、コメントありがとうございます。
「オープンソースだから良い」というのはあり得なくて、やっぱり使いものにならないものも多くあります。でもそれは有償ソフトも同じことだと思います。
だから、「オープンソースはだめ」という前提で話をされるのは残念でなりません。

自分がOSSを少しでも有益なものにする手助けになれれば良いなというところです。

投稿: きむらしのぶ | 2008/03/21 18:50

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