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2007/01/10

辞めると伝えてきました

昨日、出向元の会社に行って辞める意向を伝えてきました。

13年という月日は長いのか短いのかわかりませんが、色々な意味で本当にお世話になりました。良い意味でも悪い意味でも今の僕があるのは13年間勤めた会社があるおかげだし、良い方でも悪い方でも分不相応な待遇を受けた経験から多くを学ばせてもらい、在籍した13年間は全ての年が僕を成長させてくれました。

辞めるという話を始めた時は「実家の近くに仕事があるからそちらで勤務できるように取りはからう」という提案を頂きました。実はいろいろと条件が揃っていて、会社にこのまま残っても今からなら確実に実家へ戻って仕事をすることができるのです。それはそれはおいしい話のようにも聞こえました。でも、目の前にいる上長や席次の高い他の方々はいずれも家が職場から遠く離れた地方にあり、家族と別れて暮らしているのです。そして、職場近くの社員寮に単身で寝泊まりされています。
僕の地元に本社があるわけでは無いので、そこに仕事があっても同じ人が定年退職まで一つのところにいるということはあり得ないようです。僕がこの提示された好条件に乗っかって地元に戻ったとしても、10〜20年が経つと彼らと同じ運命を辿るだけなのでしょう。僕の両親はまだ50代なので、本当に介護が必要になってくる時に僕が一人で単身赴任して妻が両親の面倒を見るなどという状況にもなりかねません。

ということで、結構複雑な条件が絡み合っている僕の状況からでは、居続ける事で逆に多くの人に迷惑をかけ、今後の対応がどんどん手遅れになってしまうことが予想され、結果的にお互いが不幸になってしまうかもしれません。そこで、やっぱり辞めるという事になりました。上司も自分の状況があるから強くは説得できないとわかったようで、最後には円満退職に協力してくれるという話でまとまりました。
この上司は、僕の経験した中では過去最高の上司でした。本当に彼のもとから離れるのはつらいです。もう少し早くこの人が今の席にいたならば、もっと違う選択肢もあったのではないかとさえ考えてしまいます。

話がまとまった後、部長と話をして一言頂きました。

「君の場合はどちらに転んでも良い点と悪い点があり、必ず満足も後悔もするだろう。結局、本人が決めた事を最優先しないと、『誰かに言われたからこの道を選んだ』と言って人のせいにしてしまうかもしれない。何だかんだと言っても君の人生だから、これからも頑張って...」

また久しぶりに会社に顔を出したので、知り合いを訪ねて回りました。みんな仕事中で急がしいのにも関わらず、時間を作って話につきあわせてしまって申し訳ありませんでしたが、いずれの人も口々に「転職できて良かったね」と言ってくれました。僕の状況を知らない人は、顔を見るなり「戻ってきたのか。今は海外がたくさんあるからばんばん行ってもらうぞ。とりあえずラオスか?」などと声をかけてきます...まずは僕の状況を聞くのが先じゃないの?ということで、もちろん彼らには何も伝えず愛想笑いで「さよなら」です。

夜には上司と本部長付の二人に誘われて飲みに行きました。その席では会社の悪口ばかりで盛り上がっていました。彼らは仕事をしない部下や責任を全うしない人達を名指しで会話に盛り込み、問題点を的確に指摘していました。とても強い問題意識を持っておられるようで、これからの組織改革に取り組まれるという意気込みが見えて、ちょっと残る人たちは大変だなぁと思わずにはいられませんでした。「僕も頑張るけど、みんなも頑張ってね」という感じです。

その後、また友達2人とちょっと飲みに行き、簡単な話をしてその日は終わりました。

0701101530今日の帰りに久しぶりに秋葉原へ立寄りました。駅を出てすぐに時計や貴金属の即売をしていたので、見てみると20000円〜30000円の時計が3000円となっていたので、機械式の時計を妻へのお土産として買いました。メーカー名の刻印などが全然無いのでたぶん適当な商品なんだろうし、保証書は入っていたけど、日付も何も入っていない。でも、けっこう奇麗だし、適当な製品だとしても機械式の時計なら3000円は相場か安いくらいだとの判断です。

路上にはメイドの服を着た人が何人かいましたが、なぜそんな格好をする必要があるのか僕には理解不能でした。PCショップにもいくつか足を運びましたが、これというほどめぼしいものは見つかりませんでした。ネットのおかげなのか、特にここでしか買えなくて且つ価値のある安いものという条件を満たす商品が非常に少ないように見えました。
関係ないけど、中古のMacを見たらPowerBookは全然安くないのね。CoreDuoのMacBook Proと同じか、むしろちょっと高いくらい。それに比べてiBookは安いのね。同じPPCで希少価値はあると思うのですが、PPCにこだわる人はiBookなどには見向きはしないという事なのかな?

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コメント

転職されるのですか!?
13年は、微妙な年月かもしれませんね。
以前、知り合いの方が会社を10年で辞めることを、ある人に話をしていたら、その人が、「これからが面白い時期なのにもったいない」というようなことを話していました。
当時の私は理解できませんでしたが、今は、なんとなく理解できます。

それでも、きむらさんの決断ですから、きっと前向きの決断なんでしょう。
それにしても、「僕の経験した中では過去最高の上司でした」
このセリフを吐かせる上司って羨ましい限りです。そんな人に巡りあえているだけで、その会社に在籍していて良かったのではないでしょうか?
最高の上司?私は、自分の中では、巡りあっていない気がします。
でも、この人がそういう上司になっていくのかな?っていう感じの人がいるので、これから楽しみもありますが。

転職しても活躍されると思います。これからも応援しますね。

投稿: ichiro | 2007/01/13 21:59

ichiroさん、コメントありがとうございます。
確かに10年を過ぎると、辞めるのにはいくらか二の足を踏んでしまいたくなるのはよくわかります。僕自身、色々と考えてみると経験だけではなく、金銭的にも損をすることが多いと感じています。でも、このまま会社にいるのと辞めて地元に戻るという双方をシミュレートしてみるとどちらもほとんど同じような気がしています。
それに転勤する先々で様々な人との出会いを通じ、仕事の上手下手は熟練に加え、仕事に対する姿勢や考え方というのが大きな位置を占めているのではないかと考えるようになりました。また、僕は仕事の内容がころころ変わっていたのもあり、それほど一つに熟練した経験がないため、仕事に対する姿勢や考え方をたくさん学んできたように思われるので、転職もまた一つのチャレンジかなとも言えます。
そこに僕を必要とする人がいれば、そこへ行き、修行を続けていきたいと考えています。

応援ありがとうございます。またこのブログで色々報告させてもらいますので、楽しみにしていてください。

投稿: きむらしのぶ | 2007/01/14 05:54

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