怒られると思って言えなかったのぉ〜(号泣)
昨日、家族全員で近くにある温水プール兼温泉へ遊びに行きました。
そこへ到着して子供達を車から降ろしていると、末っ子のチャイルドシートを固定しているシードベルトがきちんとバックルにはまっていない状態になっているのに気がつきました。
「あれ、きちんとはまってないじゃん」
と僕が一言いうなり、隣に立っていた長女が号泣を始めるではないですか。
「私が間違えて外したの...一生懸命直そうと思ったけど、固くてできなくて...でも、怒られると思ったから言えなかったのぉ〜〜〜うわぁ〜ん...」
だそうです。「いつやっちゃったの?」と聞くと、結構前からだったらしく覚えていませんでした。
なんだ、それじゃチャイルドシートの意味が無いじゃん。それに万が一のことがあったら大変な事になっていたかもしれないということで、これはきちんと教えておかないといけないです。
「間違ってやってしまったことはそんなに怒らないんだから、心配しないで教えてね。それにこんな状態で置いておいたら本当に事故が起きた時に大変なことになるでしょう。今度からは怒られると思っても、きちんと言わないとだめだよ。」
と、子供を諭しながらふと思わされる。僕らはそんなに怖いのかな?こんなことを言えないほど怒ってばかりなのかな?子供の感覚ってちょっとずれているから、このチャイルドシートを固定しているシートベルトが外れていることをどれほどの一大事と考えたのかはわからないけど、教えてもらえないのは困ったものです。
とてもよく似た現象を会社や一般の社会でもよく見ます。怒られるのを恐れるばかりに報告ができず、後々大きな問題に発展する...何度かこのブログでもこういう状態に陥る事の危険性について問題提起してきましたが、まさか我が家がそういう状態に陥っているとは...反省させられました。
またこうした事も含めて、これからいろいろなことを教えてあげて、立派な社会人として世の中に送り出さなければならないなぁと『親』の責任を改めて痛感させられる出来事でした。
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コメント
わかる~~よく、分かります。怒られると思って報告しないばかりでなく、嘘まで付かれた時には、親として本当に考えさせられます。嘘が出来るのは成長段階では必要な(知恵?)、誰もが通る道なのでしょうが、難しいです・・・・兄弟喧嘩報告?の些細な嘘は分かっていても見逃している部分もあります。「嘘は駄目だ!」と頭ごなしに言っていた時期がありましたが、効果無く、最近、何故この嘘がいけなかったのか・・・みたいな言い方をして納得させてます。
投稿: tmmt | 2007/01/14 21:52
tmmtさん、コメントありがとうございます。
うちの家庭も子供に両親へ対する恐怖を植え付けるのには成功したようなので、これからは教え諭すタイプの躾に移行したいと考えています。
本当に子育てって難しいですよね。
投稿: きむらしのぶ | 2007/01/15 22:30