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2006/11/22

日本語と韓国語のリズムの違いから思う事

7年前に結婚してから、韓国人との交流の機会はとても多いです。中には日本語の上手な人も入れば、全然わからない人もいます。かく言う僕も全然韓国語を話せないので、相手は「韓国人と結婚しておきながら、全然話せないなんて変な奴だ」と感じられることでしょう。

これまで出会った韓国人の中にとても奇麗な日本語を話すけど、聞いているととても違和感を感じる人がいました。発音が悪いというだけではないような気がして、これについてかみさんと話をしていると、「リズムの違い」ではないかという案が出てきました。

日本語は会話の中で言葉をのばしたり、切ったりして、単語のリズムにバリエーションがあります。
これに対して、韓国語はとても単調なリズムになっているというのです。

例えば、挨拶について。
日本語では「おはようございます」に「とととーととととと」というリズムだけれど、韓国語では「안녕하세요」は「ととととと」という単調なリズムになります。

日本語も韓国語も単語と単語の間にはちいさな休符が入ますが、日本語は「う」や「お」を使って言葉にリズムをつけます。そして、韓国語のリズムはハングル文字一つが一つの音になっていて、パッチムなどがあっても連音化をするのでとても単調なリズムになります。

日本語は発音一つ一つを注意深く聞いていなくても、リズムで感じる事ができます。
自分が韓国語を勉強しているから日本語と韓国語に言及してきたけれど、韓国の方に限らず諸外国人の話す習いたて日本語を聞いていると、そのリズムが違っているように感じます。だから、多くの日本人はリズムの違いからその言葉一つ一つを注意深く聞かなければならず、疲れるのではないでしょうか。

で何が言いたいかと言うと、もし言葉は上手なのになんだか日本語の上手でない外国人に出会ったら、リズム着目してみるようアドバイスしてみてはどうでしょうかという提言です。同様に外国語を勉強するなら、その言葉のリズムに着目して勉強するとそれっぽく聞こえる発音ができるようになるのではないかと思います。

英語だって「あい はぶ あん あぽいんとめんと」と言われると聞き取るのが大変なのでしょう。「I have an appointment.」のリズムをつかめば多少もごもご話しても通じますよ。「掘った芋、いじくるな(*)」が「What time is it now?」に聞こえるという遊びは、リズムの重要性を指摘しているように感じます。

*2006/11/23 指摘により「ほじくるな」となっていたのを「いじくるな」に修正

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コメント

リズムは重要ですよね。

>掘った芋、ほじくるな
おそらく、掘った芋、いじくるな だと思います。

投稿: k2nd | 2006/11/22 16:15

リズムですかぁ~なるほど・・・少し話は、ずれますが耳が不自由な日本人の方が相手の日本語を口の動きで理解する場合はありますが、これが韓国語だと、口の動きで判断するのが困難なんでしょうね?恐らくリズムを持っている日本語は「おはようございます」に「とととーととととと」の例でいえば、口の動き+リズムも自然にあごや首の動きを含め伝わってるからこそ、理解できるのかなぁ~と、ふと思いました。うまく説明できなかったです・・・意味わかってくれます???

投稿: tmmt | 2006/11/23 00:00

昔、「掘った芋、いじったな!」の方が近いのではないかと思っていました。(^^)

それはさておいて、しゃべる仕事になってから、やはり抑揚やリズムは大切にしています。同じ内容をしゃべっていても、ある意味、役者になることで、相手に伝わりやすくなるのは事実です。
また、言葉が完全に理解できない子供を相手にする場合でも、幼児語を使って話すのではなく、抑揚を付けて話してあげることが大切、という話をどこかで聞いたことがあります。

以前、韓国旅行をしたときにガイドの女性と運転手の方が韓国語で話をしているときにずっと喧嘩をしている…と夫婦共々感じていたことがありました。後で聞いたら、普通の話をしているだけですよ、と言われてしまいました。これも、リズムや抑揚が関係あるのかもしれませんね。

投稿: Yuki | 2006/11/23 07:49

k2ndさん、コメントありがとうございます。
ご指摘ありがとうございました。修正しておきました。

tmmtさん、コメントありがとうございます。
確かに韓国語は息の強弱で言葉が変わったりすることもあるので、韓国語を口の形で理解するのは日本語より難しいかもしれないですね。

Yukiさん、コメントありがとうございます。
なるほど、「掘った芋、いじったな」の方が近いですね。「いじくるな」って結構違いますよね。でも通じるのは面白いのですよね。前にこんな言葉を集めた本があったような、なかったような...

子供には幼児語を話した方が良いか否かで、以前知人と問答をしたことがありました。僕は子供に対しても普通の言葉で話しかけるのですが、知人の妻は保育士で、幼児期には幼児語を話した方が良いというのが通説になっているというのです。結局、どちらが正しいのかはわかりませんが、Yukiさんの聞いた話に好感を覚えます。

確かに韓国語って喧嘩しているみたいですよね。うちも妻と義母が毎朝やりあっているのを聞いてから会社に出勤しています。普通の会話なんだろうけど、なかなかこれには慣れないです。

投稿: きむらしのぶ | 2006/11/23 08:42

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