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2006/07/01

末娘の誕生日

0507012200今日は一番下の娘の誕生日でした。子供の誕生日と言うのは1年という時間の短かさを痛感させられる一番大きな行事だと思います。

生まれたばかりの時は全くの無力で、ただ泣くか寝るかのどちらかしかできなかったのに、今ではつかまり立ちをして食卓の上にあるものを手に入れようと虎視眈々と機会をうかがっていたり、悪い事をして怒られるとふてくされたように手を動かしながら「うわ!うわ!」と文句を言ってきます。

1歳の誕生日には色々なことをする風習があります。上の子と2番目の子の時は細かいことがわからないので実家から親に来てもらったり、実家に行ったりしながらお祝いをしてきましたが、下の子は僕の親抜きでやることになりました。そうなると、うちでは韓国と日本の文化をなるべく融合させながらやっていくよう工夫が必要になってきます...が、僕が料理を作れないので、ほとんど韓国寄りになってしまいました。何日も前から妻とお義母さんが料理の準備をしていて、本場の韓国でお祝いに出すための本物の料理ができあがり、改めて二人の料理の腕に関心させられました。

お昼には韓国人だけを招待して、娘を祝ってもらいました。韓国人は感受性の豊かな国民だということを証明するかのように、みんな僕の娘を自分の娘のように祝ってくれて、とてもあたたかい感じがしました。招待した人の一人に先月から仕事の関係で日本に6ヶ月住むことになった方がいて、「日本に来て初めて本当の韓国料理が食べれた」ととても喜んでおられ、招待したほうも嬉しくなってきました。
イベントの一つにテーブルの上にいくつかの物を並べ、それを子供に選ばせてその子の将来を占うものがあります。これは日本でも韓国でもするようなので、それをやってみました。並べる物が日韓で多少違うようなのですが、僕以外全員韓国人なので必然的に韓国に従うことになります。並べた物は「米」「鉛筆」「お金」「電卓(本当はそろばん)」「糸」です。選んだ順番は「糸」「米」...と選んだところで娘が興味を無くして終わってしまいました。

夕方は僕と妻の共通の知人を招いて、食事をしました。中国人2人、韓国人1人、日本人1人で、アジアの3つの国の人が混じった夕食になりました。
夕食の前に、下の娘に「一升もち」を背負わせました。これは日本の風習で、子供が健康に育つようにという願いを込めた行事です。上の2人の時はこれが大嫌いで、餅を背負わせると大泣きしていたのですが、今日の主役は餅を背負いながら立ち上がって、わずかに笑みを浮かべていました。...健康過ぎる子になりそうで不安になったりもします。
それからわいわいと話をしながら時間が過ぎていき、あっと言う間に今日が終わってしまいました。

0605000000最近は色々な国の間で軋轢が生じ、亀裂が大きくなっているような感じがします。日本人にも「この人はこの国の人だから嫌だ」とかいう馬鹿な偏見を持っている人が増えて来ているような雰囲気があり、身の回りにいる人と話をしたり、Webサイトを見て回っていると愚かな発言に出会う機会が多くなってきました。
こうして、色々な国の人に祝福してもらった娘には各国の歴史と文化を理解し、どの国の人も個人としてきちんと尊重できるような人になってもらいたいと願っています。
人を尊敬できない人は人に尊敬されることは無く、他国の言葉を話せなくても心から相手を尊敬することを実践できていれば気持ちは通じるものだと思います。心の無い人はどの国の言葉を話せようと、どれほど多くの言語を話せようとも心が無いことに変わりはありません。間違った国際教育をしている日本に於いて、将来各国の人々との架け橋になれるような人物になってもらいたいですね。

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