« アローダイアグラムforOOO rev 0.07 | トップページ | 単位認定試験 その2 »

2006/07/28

「やります」と言った責任

0607271531今から数年前、ある二人の知り合いがビジョンについて熱く語り合っていました。ここでは簡単のためAさんとBさんとします。その時、BさんはAさんのビジョンにとても共感し、またそれを実現する手伝いをしたいと思い、Aさんにそのお手伝いを誓いました。

そして、それから二人は自分のできることを色々と試し、「こうしよう」とか「ああしよう」と長い時間話をしたものです。二人とも自分の時間のほとんどを使って、新しい事を学び、試行錯誤しながら実現に向けて自分のできることを可能な限りやってきたつもりでした。

しかし、それから数年が経過し、なかなか出ない結果を見てビジョンを持っていたAさんは考えたようです。「Bさんにはそれを実現させるだけの実力は無い」と...

それは全くもって、Bさんのせい。
だって、Bさんの考え方が間違っていたから。

Bさんは、ある要求がある時、その要求を満たすだけの方策が見つからなかったら妥協点を探すというような対処法を取っていました。それがいつしか、本当は完全に実現できることなのにある程度の形になったらそれで良しとするという考え方に変わっていってしまったのです。

だからBさんが作るものは、何を見ても中途半端なのです。
そのうち、要求とのずれについて技術的な講釈を並べたてて理由を説明するのが、相手に納得させるためでありながら、自分を納得させる危険な言葉遊びになっていくのです。そんなことを繰り返していると要求の中にある本質が見えなくなっていき、絶対条件を満たさないものを作っていながらその事に気が付けなくなってしまいます。

言い訳はいけない。
自分がやると言ったら、常に、徹底的に、完全を求めて突き進まないといけない。

色々な状況があるかもしれない。人によっては「そればかりやっている訳ではないから」とか「そこまでやらなくてはならないほどもらっていない」とか言うこともあるかもしれない。でも、それは間違っている。そんな言い訳をするなら、初めから「やります」なんて言ってはいけない。

言ったのならやる、ただ一言です。

企業で働いていると、クオリティとコストの兼ね合いについてよく議論されることがありますが、その中で、お金にならない仕事なら中途半端なものを作っていいという考え方をする人をよく見かけます。でも、支払ったお金以上の仕事をする会社って良いですよね。こういう時、企業はきちんと実力を付けて、相手が支払う金額に対して妥当と考える結果より上の結果を常に出せるよう努力しなくてはならない。

僕は最近、中途半端なものを作るから仕事にならないというような気がしてなりません。もちろん、これが全てを物語っているとは言いませんが、こういう考え方の差は大きな結果の差を生むのだと思います。
きちんとした意識が無いと、自分が作っているものが中途半端なのかどうかも判断できないのではないでしょうか。

当たり前の事かもしれませんが、最近気が付きました。

|

« アローダイアグラムforOOO rev 0.07 | トップページ | 単位認定試験 その2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/79953/11136607

この記事へのトラックバック一覧です: 「やります」と言った責任:

« アローダイアグラムforOOO rev 0.07 | トップページ | 単位認定試験 その2 »