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2006/07/15

ルールを変える

僕は中学生3年生の時に引っ越しのため、転校をしました。転校先の中学校では校則で「男子の髪の長さは3mm以内」と決められていて、納得できずに反抗を続けたらルールが変わったという事を以前の記事で書きました。

その時はそれでとても満足していましたが、これはあまり良い結果を生みませんでした。

あれから数年が経ち、その学校はとても荒れているそうです。そして、その荒れている原因としてささやかれているのが「十数年前、悪い転校生が来て勝手に学校の校則を変えてしまって、それ以来生徒が悪くなった」というものだそうです。
...それって、僕かい?

どうやらその学校を悪くしたのは「僕」という話になっているらしいのです。もちろん僕に言わせてもらえば、校則の内容一つ生徒に納得させられないような教師しかいない学校が悪いと言えなくもないのですが、そんな教師達が生徒を制御するためにルールを利用していたと考えるようにもなってきました。一見無関係に思われるものが微妙に関係して、バランスを保っていたのかもしれないとも考えられます。
僕個人の価値観で、校則を変えると言うのは悪い事だったかもしれません。

ただ、「校則を変えなかったら荒れなかった」というのにも疑問を感じないことはないんですよ。こんな学校なんだから、数年後には荒れて、校則があろうと無かろうとみんな髪を伸ばしていたのではないかとも考えられます。

ここで考えたいのは、ルールを変えるというのには目的の成否に直接関わらないリスクがあるということです。

僕が校則を変えた(当時の担任は僕が変えたんじゃないと言っていたけど...)ことで、僕の目的は達成できたけど、その後の経過に関しても因果関係を指摘しやすいような状況を作り出してしまいました。僕に言わせれば、「髪を伸ばせるようになっただけで荒れるような子供を育てた親が悪い」のですが、そういう子供を育てる親が自分の責任を考える前に、目の前にあるもっともらしい理由に飛びつくのは極めて自然な事でしょう。

ルールを変えるには、きちんとした根回しが必要なんでしょうね。

僕は、また大きな組織のルールを変えたいと考えています。中学時代のような安易な気持ちで行動しないよう気をつけないといけないですよね。組織が大きくなれば、それに付随するものも多いし、失敗したときの犠牲も量り知れない。

当たり前の事かもしれないけど、「綿密で周到な計画にきちんとした根回し」がキーワードですよね。

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コメント

ルールや周りを変えるより、自分を変えたほうがうまくいきますよ。良かったらメーリングリストの雑談で詳細をお知らせ下さい。

投稿: K2nd | 2006/07/15 12:34

武勇伝ですね。
すごいです、すごすぎますよ、木村さん。
当時は英雄だったんじゃないですか?

十数年前のことをいったい誰が持ち出したんでしょう。遅かれ早かれ、そんな校則は変わってたんじゃないかと思いますが。

投稿: ユーイチ | 2006/07/16 00:39

K2ndさん、コメントありがとうございます。
自分も変わらないといけないですよね。
ただ、今回のネタは自分の決意表明みたいなもので、実際にそういう立場になったとか、既に始まっているとかいうものではなかったりします。
また良い時期が来たらお話できるかと思います。

ユーイチさん、コメントありがとうごございます。
残念ながら、英雄どころかいじめの対象でした...日本人って「出る杭は打たれる」という諺をきちんと実践する人種なのだと、よく痛感させられます。
また、十数年前の事を「ぽんっ」と持ち出されたのではなく、ずっと言われているみたいですよ。

確かに言われる通り、僕がやらなくても変わっていたかもしれませんね。その時の苦労や被害を考えると、貧乏くじを引いた奴というだけなのでしょう。だから、今度は「そんな事しなくても変わっただろう」というような事ではない分野で、自分の成果を出す事に挑戦してみたいという想いを持ったという感じです。

投稿: きむらしのぶ | 2006/07/16 04:07

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