« 言葉の圧縮 | トップページ | 据え膳食うのは男の恥 »

2006/07/04

Finding Naverland

先日、近所のレンタルビデオ屋さんでDVDのレンタルが5枚で1000円になっていたので妻と一緒に何か面白いものがないか探しに行きました。僕のお目当ては「ウィンブルドン」だったのですが、残念ながらありませんでした。

そこで、他に借りたいものを探していて何気なく選んだのがこの作品。お互い「見てみようかな」くらいの気持ちだったのですが、二人にとってこれが大当たり。制作者の意図通りに解釈しているかどうかはわかりませんが、とても深い感じがしました。

これはピーターパンの原作者がピーターパンを生み出すまでの出来事を描いた作品ですが、とても多くのことを想像させてくれます。赤毛のアンでも言われていますが、想像力が無いというのはとてもつまらないことです。

よく物理や数学が得意な人は理論的で想像力が足りないと言われますが、僕はこれは間違っているような気がしてなりません。人は理論的になればなるほど想像力が豊かになるようで、一つの理論を習得する度に新しい発想が生まれてくるのです。もし豊かな想像力を持たないのに物理や数学の点数が高い人は、想像力の欠如した記憶屋さんだという証明なのです。

閑話休題。
途中も結末も悲しいだけのヒューマンドラマだと感じることもできますが、普遍的なテーマが随所に描写されていて、改めて自分のこれまでの生活や今の生き方を見直す機会になりました。
妻と二人で一番関心したのは、なぜフック船長が時計を食べたワニに追われているかの答えを聞いた時でした。情けない事に、これまで全然わからなかったし、わかろうともしていませんでしたが、これが根底のテーマになってもいいくらい重要なポイントだったとわかった時、偉そうに言っても僕自信が「想像力の欠如した人間」なのだと痛感させられました。

恋愛もテーマに含まれているにも関わらず、昨今の映画にありがちな卑猥なシーンが一切無かったというのも好感が持てます。

数年後にもう一度見て、その時に自分がどう感じるか知りたいと思わせられる作品でした。
まだ見ていない人がいれば、見てみる事をお勧めします。

|

« 言葉の圧縮 | トップページ | 据え膳食うのは男の恥 »

コメント

おぉ!今度見ま~す。

投稿: K2nd | 2006/07/05 10:41

K2ndさん、コメントありがとうございます。
ちょっと良い事ばかり書きすぎたかもしれませんね...映像による説明がとても多いので、K2ndさんのような想像を形にできるような実行力旺盛な方にはちょっと不足かもしれません。
とは言え、見た感想を聞いてみたい気もします。
見たら教えて下さい。

投稿: きむらしのぶ | 2006/07/05 23:10

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/79953/10790682

この記事へのトラックバック一覧です: Finding Naverland:

« 言葉の圧縮 | トップページ | 据え膳食うのは男の恥 »