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2006/06/25

暮らしを支える仕事と賃金

昨日と今日は放送大学の面接授業でした。テーマはタイトルにある通り、「暮らしを支える仕事と賃金」というもので、格差や成果主義、男女均等雇用法など賃金にまつわる様々な環境や最低賃金と生活保護受給資格の関係など広く生活に関する話を聞いてきました。

昨日の前半は職種の変遷と賃金カーブの話があり、このブログでたらたらと述べていた感想がデータでも裏付けられているようなことだったと改めて実感。つまり、みんなが知っているようなことを偉そうに語っていた事がわかって、ちょっと恥ずかしいです。

男性と女性の給料の差についての話の中で、男性の給料には世帯賃金という概念が多少入っているというのがあり、興味をそそられました。何でも、ある年齢に達していれば家庭を持ち、子供がいるだろうからこれくらいのお金が必要になるだろうという見込み分があり、これが年功序列とも重なって給料の額を決めているとのことです。
しかし、最近は30歳後半になっても独身の人が多く、本来検討されている額が必要ない人が増えてきているのは事実。また離婚が増えた事で、女性が一人で子供を養うこともあるのに女性の給料にはこの世帯賃金という考えは入っていないらしい。
僕と同じ給料をもらっている単身者は確かに貴族だと思う。妻と子供がいて、彼らを養っている立場の人と、そうでない人の間には、給料が同じでも格差があるような気がしてならない。
話の中にあった提言として、こうした世帯賃金という概念を完全に除去し、扶養家族を養うだけの金額は一律で支給することにするというのがありました。そして、これら生活に必要な金額を除いた部分で成果主義による賃金の格差を作ればとても平等になるのではないかということです。これには大賛成ですね。少子化対策とか言って、雀の涙ほどのはした金をもらってもとても子供は育てられません。やっぱり結婚もせずに子供もいない人がお金をたくさん持っても個人の贅沢に化けるだけなんだから、その金額を社会の宝を育てるために回すというのは(僕の耳には)とても理屈が通っている話のように聞こえました。
...ただ、実現はしないと思いますという結論でしたけどね。

授業の最後にレポートの提出があり、授業の中で感じた事を自由に書いていいということだったので、成果主義についての持論を書いてみました。成果主義って難しいですよね。会社には色々な矛盾があって、その矛盾の中でどうやって形を作るか試行錯誤する事が多いです。提案を集めるとか言いながら上司の気に入らないものは受け付けられなかったり、仕事を取ってこいと言われて取ってきても人材が足りなかったりすると全然協力してくれなかったりと不遇な話を挙げれば切りがありません。

ただ、やっぱり最近の世の中は助け合いの精神が極限まで切り詰められているように感じてなりません。他人の不幸が自分の幸せをもたらすとわかっていても、その幸せを求める人のなんと多い事か。わがままや怠け根性からくる格差もあるかもしれませんが、そうではない格差もたくさんあるのです。
世の中が荒んでくれば、新築の家を建てても放火されたり、強盗に殺されたりする可能性が高くなってきておちおち眠る事もできなくなります。
ぬるま湯が良いと言うわけではありませんが、社会主義とまではいかなくても、お互いのお金や資本を独り占めするのではなく、同じ宇宙船地球号の乗組員として助け合うという考え方をもっと教育していく必要があるような気がします。

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