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2006/06/18

草むしり

0606181753今年のG.W.に引っ越しをして一軒家(借家ですよ)になってから、休日に晴れるといつも庭の草むしりをしています。しぶとい事の代名詞にもなっているのを身にしみて感じられるほど、雑草の生命力には驚かされます。取っても取っても、次の週にはまた生えているのです。まさにエンドレスゲーム。もちろん、むしった草が同じように生えてきていない事はわかるのですが、根が深いという言葉通り、生えてきているのは氷山の一角に過ぎず、これからもずっと戦い続けるのかと思うとちょっと辟易してしまいます。

でも、草むしりをすると何か勉強になるような気がしています。ちょっと大きな群集を引っこ抜くと、その下は無数の虫達の営みがあり、たかが雑草、されど雑草なのだと思わずにはいられません。小さなバッタが無数に飛び跳ねていたり、丸くなったダンゴムシが頃合いを見てはいそいそと動き出す。草むしりとは、そんな虫達の家を奪う行為にも思えてきたりします。
人間の庭を綺麗に保つことと、他の生命体の営みを壊すことでは、どちらが優先されるべきなのかなどという事に想いを馳せてみても今の僕には答えを見つける事ができません。

草ぼうぼうの荒れ果てた庭にしていては、近所の住民や貸してくれた不動産屋さんと大家さんに不快な思いをさせるのは間違い無く、それもまた悪い事のような気がしてしまいます。

僕たち人間は増えれば増えるほど、地球にとって迷惑な話です。資源の浪費を繰り返して、他の生命体を趣味で殺すのだから、時々人類を「地球の癌」と例える人がいるのも頷けます。

では、雑草はどうでしょう。生えれば生えるだけ良いのではないかと思ったりします。迷惑がるのは人間だけで、虫や土、地球にとって植物があって困る事ってあるのでしょうか。

今住んでいるところはとっても田舎です。びっくりするほど田舎なのですが、空が青くて空気が心地良く、風が涼しいです。先日、東京に行った時は正直「ここに帰りたい」と思ったりもしましたが、果たしてそれが良い事なのかどうだかわからなくなってきます。

この戦いに終止符を打つために除草剤でも使おうかなとも考えたのですが、雑草や虫にとっての劣化ウラン弾だと思うと使ってはいけないような気がしました。ということで、これからも手で取ろうと思います。勝手な解釈かもしれませんが、お互いの生活を脅かす存在同士、正々堂々と戦っていきたいと考えています。

本当は根っこには手を出さないつもりでしたが、あまりにびっしりと張り巡らされた根を見たらついつい根こそぎやってしまいました...バランスを取るのって難しいですね。

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コメント

うーん、深いですなw

投稿: K2nd | 2006/06/18 18:56

私の実家も猫のひたいのような庭があって,父がせっせと草むしりしていました。父が死んだ後は母がやはりむしっています。
子供の頃は手伝わされるのがイヤで,「除草剤でもまいたらいいのに」と思っていましたが,いつの間にか庭一面がいい具合に苔(こけ)に覆われ,とても風流な感じに。そうなってはじめて,「あんな面倒な思いをしてまで草むしりしていたのはこのためだったのか」と,ちょっと感動してしまいました。

今住んでいる周辺では,バブルの頃に山を造成した一戸建ての団地が,高齢化と人口減少でどんどん見捨てられていってます。土地が値下がりしてしまって,売ろうにも売れないのだとか。本筋とは関係ないですが,いろいろと考えさせられます。

投稿: gena | 2006/06/18 21:42

K2ndさん、コメントありがとうございます。
深いですよね。たかが草むしりでここまで考えるか?という意見も頂きましたが、こんな風にでも考えないと草むしりは面白くなく、辛い仕事だというのもあったりします...
でも、便利=良い事と思われがちなこの世の中で、何が無駄で何が無駄でないかを知るためには、一度昔ながらの方法を試してみるべきなのかなと思ったりしました。

genaさん、コメントありがとうございます。
やっぱり自然を愛でる気持ちというのは誰も変わらず持っているのでしょうね。
除草剤が全て悪いとは言いませんが、除草剤を使う事しかしらないのでは、適材適所で利用するなんてことはできないだろうと思います。
多少苦しくても、多少面倒でも、一度は全ての方法を体験しておくと大切なものを手に入れやすくなるのかもしれないですね。

投稿: きむらしのぶ | 2006/06/19 05:09

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