してはいけないことを、しないのが当たり前であって欲しい
昨日、レンタルビデオ屋さんの駐車場で、元気な女の子が4人大声で話をしながら降りてきました。
「頭が悪い」ということの要素の一つに、「想像力の欠如」があります。多くの「もし」を想定して、必要な行動をとることができないと、周囲に迷惑をかけることになります。
煙草もそうです。「マリファナは法律で禁止されているけど、煙草は禁止されていないから、吸ってもいい」という人がいます。僕は、娘が20歳を過ぎても、吸うことを許さないつもりですが、こういう人は、20歳を過ぎればとやかく言う権利が無いと言います。
自動販売機や箱にあれほど大きく喫煙による健康被害について明記されているにも関わらず、吸わない人がいるところで煙草を吸うという行為は、法律で許されているからしてもいいのでしょうか。
僕はだめだと思います。アスベストだって、使ってはいけないという法律が無い時期に使用されたものが、今問題になっている。煙草が今後吸ってはいけないものになることだって無いとは言えない(日本が煙草から得ている収益に依存しなくても良くなる日が来たら...来ないかもしれない)。他にも薬害エイズ問題だって同じ。
法律は完璧では無いのです。いろいろな思惑があって、悪い事でも許している事がある。「法律で禁止されていないからやってもいい」などという馬鹿な考えは止めて、正しい事をする人が増える事が望ましいのですが、法律や慣例でしてはいけないと言っている事でも平気でするのだから、そんな日は来ないかもしれません。
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コメント
この内容でこのタイトルではちょっと無神経なように思えますが。
投稿: | 2005/08/24 09:34
無記名さん、ご指摘ありがとうございます。
配慮が足りませんでした。
タイトルを変更いたします。
(旧タイトル : 心障者 / 2005年8月24日12:06 変更)
投稿: きむらしのぶ | 2005/08/24 12:06
そうですね、改めてそう言われると、確かに世の中「法律で禁止されていないから...」ということで他人への配慮に欠けたり、やってしまっていることがあります。
つい先日、久しぶりに札幌の地下鉄に乗りました。車内放送で以前は「青い座席は身体の不自由な方への優先席です~」と言っていましたが、「身体が不自由な方の専用席」に変わっていました。「専用」と言わなければ我が物顔で座り、ゆずらない人が多いからでしょうか。そんなことをしなくても自然に譲り合いの精神があればいいのに..と思いました。
投稿: pyonko | 2005/08/26 12:47
コメントありがとうございます、pyonkoさん。
してはいけないことは、しないのが一番ですよね。
若い人が年寄りを大切にしない、障害のある人に配慮しないという世の中を作って、得する人は一部の人だけなんですよね。みんないずれは年をとるし、不慮の事故で不自由な部分ができるかもしれない。
そうなってから、後悔しても「後の祭り」ですもんね。
最近、僕も反省することが多く、後悔ばかりしています。「想像力の欠如」が頭の悪い条件だと書いていますが、これは自分自身のことなのかもしれません。
投稿: きむらしのぶ | 2005/08/26 21:27