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2005/06/01

教えるのが上手

僕は人に何かを教えるのが下手です。
以前、人に勉強を教えた時に「きむらマジック」と言われました。これはどういうことかと、言うと聞いている時はものすごく理解できて問題がすらすら解けるけど、部屋に帰っていざ自分でやろうとすると全然問題が解けないというものだそうです。
と言う事は、時間だけ使って何も伝わらないということ...言われた時はショックでした。

僕の身の回りに「教えるのが上手」と豪語する人がいます。

ある人は話を聞くと確かに説明が上手です。理論整然とした話方で色々な内容を説明してくれるので、とても勉強になります。
ただ、この人の教え方の前には「興味がある」とか「必要な予備知識を身につけている」というのが大前提にあり、万人を教えるのが上手かと言うとそういうわけではないようです。むしろ、興味の無い人や予備知識の無い人にはちんぷんかんなのです。
さらに、この人はわかって無さそうな顔をした人を見ると、機嫌が悪くなり、攻撃的な口調に変わります。
そこで、この人の周辺では2極化が始まり、わかっている人とわかってない人の確執が生まれているのです。しかも、その確執を除く様に努力するのではなく、積極的に差を大きくする行動を続けるのです。

もう一人、教えるのが上手な人がいます。
この人はあまり知識はありませんが、自分の面白いと感じたところを伝え、相手の興味のありそうな部分を見つけながら説明をしてゆくのです。伝えれる内容は少ないのですが、教わった人はその後自分で続きを試そうとします。
初めは興味の無かった人も興味を持ち始めたり、つまずきながらも自分で答えを探す方法みたいなものを見つけたりして、中には教えた本人より内容に詳しくなったりしているようです。
そして、教わった人の輪ができ、互いに成長し合う努力を続けているそうです。

「きむらマジック」と言われる僕の教え方は、多分前者に近いのでしょう。
必要だからという意識を持って聞きに来る人に詳しく説明をしてわかった気にさせるだけなのです。結局、最後には何も残らない。
後者では、教わった人に「向上する方法」を教えているので、可能性は無限に広がることができるのだと思います。

「この説明を聞いてもわからない人には、他に何を言ってもわからない」ような教え方ではなく、「この説明を聞いてもわからないなら、わかる様な教え方を一緒に考える」という教え方を身につけたいものです。

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コメント

そうそう!昔島根に帰ってきたときに今がチャンスと思って勉強を教えてもらったことがよくあったけど、いなくなってしまうとあんなに理解したはずの答えが、なぜ、解けたのかすら分からなくなることがありました。

教えてもらうときに使ったメモ紙を何回も見直してもさっぱり理解できず、もぉ家にもおらず教えてもらうことも出来ず、学校に行けばまた違う事を教わったりして、じゃぁあの時解けたのはなんだったんだろう??・・・と


投稿: さなえ | 2005/06/04 05:23

多分ね、問題を解いている時に小さなヒントを大量投与してるせいだと思うんだ。
すごく小さなヒントだから、問題を解くと自分で解いた様な気になるんだけど、いざ自分でやろうとするとその小さなヒントがないからわからない。

多くの問題は小さな知識の積み重ねで解く事ができるものなんだ。だから、その小さな知識がどれほど自分の身になっていて、どこで使うかという知恵を持っているかが重要な鍵になる。

僕が言う小さなヒントはみんなが知っていることばかりだから、聞いた時に「なるほど」と理解できる。でも、実際はどこでそれを使うかがわかってないから、一人になった時にわからないのだと思う。

こういうことって日常生活や仕事でも同じ事で、日頃から自分の知っている事をどこで利用すると効果的なのかというのをいつも考えながら生活していると、驚くほど頭が良くなれるよ。

投稿: きむらしのぶ | 2005/06/04 06:14

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