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2005/04/26

今朝発生した踏切事故により...

昨日、実家から帰る際にJRを利用しました。
家から出て、駅に着く間に何かがあったらしく、駅にあるテレビモニターに沢山の人が集まっていました。そこに映っている映像は、とても信じ難いものでした。
JRは安全だからと思い、車を使わないで帰省したのに...

これから何時間も乗らなくてはならないのに恐怖を感じ、凄惨なニュースを聞いてとても不安な気持ちで電車の中にいました。

前の日に、親戚の人と「最近、安全と早さの優先度を間違って認識している人がいる」という話をしていました。仕事を短時間で終わらせるために、多少危険な事を強いる人が多くなっています。しかし、その危険な行為のために何かの事故が発生した場合、取り戻せない程の時間を失うことがあります。
早さを優先させるというのは、とてもハイリスクな場合が多いのに、そのリスクを理解しないで仕事をする人がとても多い。
「安全第一」という当たり前のことが、既に当たり前ではなくなっているのです。
常識は風化する...当たり前の事だと思われすぎると、それがいつの間にか重要視されなくなる一番危険な例です。

JRの事故もまた、その一例ではないでしょうか。
何十人も殺害する危険性がありながら数分の遅れを取り戻す行為と、ちょっと遅れても乗客の無事ではどっちがもっと優先されるべきであったのか、考えるまでもありません。
「遅れたのは遅れたで仕方の無いこと」、そういう指導をしていないJRはとても恐ろしいと思います。
トラックの運転手に、時間が遅れたら不眠不休で運転しろと指導している会社があったら怖いですよね。

僕が出発する前には、踏切手前の事故だったというニュースでしたが、車内では「踏切事故のため、運転していない」というアナウンスでした。「脱線事故でしょ」と思いながら、どうして本当の事を言わないのだろうと気になりましたが、何か思惑があっての事でしょうか。

今も犠牲者の方が増えているようです。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

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コメント

JRはひどい会社ですよ

以前から、どんなに待っても電車が来ないとき駅員さんに聞いても「知らぬ存ぜぬ」をするんです。

私の会社が新大阪にあるので、旦那はJRの定期券を買いなさい。というのですが、私は嫌がって毎日阪急の駅から歩いて通勤しています。

確かに、早くて乗り換えもしなくてよいJRが便利ですが、少しでも遅れると全線遅れるというかなり不便な電車なのです。

もし、私が昨日会社に行くのに、寝坊して遅刻してしまったら、確実にあの事故の会った電車に乗り込んでいたことでしょう。しかも、階段から近い2両目の辺りに座っていたと思います。
そう思うと、人事のようには思えなくて、とても怖いです。

こないだまで、子供を抱いて乗っていた優先座席の椅子がごろんと転がっている映像をみるといろんなことを考えてしまいます。

投稿: さなえ | 2005/04/26 11:17

会社が大きくなると、大きくなるにつれて顧客の事を忘れます。
JRはその大きさ故に、社員は自分の仕事が誰のためのものなのか見えなくなって来ているのでしょう。
それは、多くの大企業に共通したことです。

今回の事故はJRだけの問題ではありません。
今の日本の状態では、これからもっと多くの事故がおき、もっと多くの人が亡くなる危険性があります。

力技的に時間を短くし、コストを低減するのは安易に見えるが、その中には多くの危険が潜んでいます。創意工夫を凝らして業務の改革を行なう努力をせず、しかも自分たちの仕事は一体誰のためにしているのかという目的を見失った企業は、暴走する列車と同じです。

怖いですね。

投稿: きむらしのぶ | 2005/04/27 11:21

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