漢書
上中下の3冊で構成されていて、一冊が15000円もする本があります。
僕と弟は本の虫でしたが、弟は亡くなる前にその蔵書のほとんどを古本屋に売ってしまったそうです。良い本が沢山あり、もし売る前に相談してくれたら決して売らせはしなかっただろうと今更ながらに悔やんでしまいます。
本のほとんどは弟と共有していたので、売った本の中には僕の物もあったりして...もう手に入りずらい本も多々あったのにと思いながらも、弟の胸の内を察するに、自分の接し方が相談してもらえなかった大きな原因であろうと反省しています。
題記の本は、そんな弟が決して手放さなかった本でした。
色々な小説を読むうち、小説に飽き、学術書的なものを読み始めていて、中でもこの本はとても高度です。そんな弟の形見を近いうちに読み始めないといけないなと思っています。
そう思いながら、一昨日実家に帰った時にはなかなか手が出ず、「バガボンド」を夜遅くまで読みふけってしまいました...それはそれで良い本でしたよ。
| 固定リンク
コメント