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2005/02/26

あの時はこうすべきだった Part.1

最近、昔の事を思い出して「ああ、なぜあの時こうしなかったんだろう」と、一人で落ち込むことがあります。それほど重要なことでは無いのですが、こういったことを書き記せば多少気が楽になるかなと思うので、書いてみることにします。

もう、10年近く前の事です。
茨城県日立市にて、当時入社したばかりで車を持っていなかった僕は市内の移動にバスをよく利用していました。日立駅からバスに乗り、寮まで帰る途中の出来事でした。
ある停留所に子供と2人でバスを待っている妊婦さんがいて、停留所のベンチに荷物を置きながら子供と何か話している様子でした。そして、僕の乗ったバスが近づくと「あ、来た来た」といった表情でバスを見つめていました。

そして、バスが到着してドアが開きます。

妊婦さんがベンチに置いてある荷物を取りに戻って、子供とバスに乗ろうとした瞬間...何を思ったのか、バスの運転手はドアを閉め、そのまま出発してしまったのです。
呆然とする妊婦さんが、じっとバスを見つめたまま停留所に立っていました。他の乗客もお互いに顔を見合わせていますが、誰も何も言いません。僕もその一人でした。

それから何年も経過してますが、妊婦さんを見ると思い出します。最近、妊娠している妻を見ると毎日思い出します。ちょっとした移動も大変で、立っているのも苦労するであろうと思われるのに、乗ろうとしたバスが目の前でドアを閉めたらどんな気持ちになるかは、想像するに難くないです。

あの時、「運転手さん、今の人は乗ろうとしてましたよ」と言えば良かったのに。
同じシチュエーションがそう簡単にあるとは思えないのですが、同じ事があったら今度こそ悔いの無いようにしたいです。

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コメント

そういうことは、誰にでもありますよ。もちろん、私にも。
そういう苦い経験をして、同じことをしなくなれば良いのだと思います。それも、なかなかですが。

身近な奥さんを助ければ、少しは罪滅ぼし?になるのではないのでしょうか。

投稿: ichiro | 2005/02/27 13:12

ichiroさん、コメントありがとうございます。
身内に優しくできないようでは、他人に優しくなんてできないですよね。頑張りたいと思います。

投稿: きむらしのぶ | 2005/02/27 19:27

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