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2005/01/27

情けは人のためならず

 「情けをかけるとその人のためにならない」じゃないよっていうのは、様々なメディアで1度は目にしたことがあると思います。
 損得勘定抜きでの付き合いと言っても、相手に何かをしてあげてお礼が無ければ、付き合いはそう長くは続かない。結局「また何かあったらお世話になるかもしれない」という心から、相手にも親切にしようということなのでしょう。

 商品開発について考えてみます。
 まず、相手の事を考えます。お客様のニーズを研究し、お客様にとってメリットの大きくなる商品を企画する。そしてお客様が喜んでもらえた対価として、いくらかの金銭を得る。
 でも、世の中には「相手の無知につけ込んで、悪い商品を高額で売りつける」という商品が圧倒的に多いです。これは企業の大小に関係ないようです。ネームバリューのある大企業も例外ではありません。得手不得手に関係なく広範囲な事業に着手し、不得手な分野で粗悪品を法外なリベートを取って客に押し付ける。
 騙そうと思ってそうしているのでは無いとは思いますが、相手の事を考えて始めた事業でも、実務に追われているといつの間にか理想を忘れ、利益を追求してしまうため結局お客様に損害を与え、企業自身もその分野での仕事を失ってしまいます。

 子育てについて考えてみます。
 我が子に親切でない人はあまりいません(例外は無視します)。そして、人の子に親切な人はとても少ないです。ところが子供は見てるのです、親が他人に対してどういう態度をするのかを。
 その子が大きくなった時、親を「家族」と見るか「他人」と見るかはわかりませんが、他人と見た時に親にどういう態度をとるのか想像するのは簡単です。今、若い人達が問題になっているのは、僕たちの一つ上の世代が子育てに失敗したためです。自分とその子供だけを考えすぎるあまり、自分と子供の絆を失ったのではないかと思います。

 初心に戻ってみましょう。情けをもっとかけて下さい。情けは自分のためにかけるのですから。

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